大型製品サイズのダンボール
海外へ輸出される大型製品の梱包には、かつては木箱が用いられていましたが現在では各国の植物検疫が厳しくなったこともあって、木箱に代わってダンボールが使われるようになりました。
この検疫は樹木に隠れて商品と一緒に入国した害虫が、その国の自然環境に重篤な危害を及ぼすことを防ぐために取られる措置で、処理されていない場合は通関に手間取るだけでなく送り返されることもあるようです。
殆どの国では世界貿易機関(WTO)の示した基準に従って、熱処理では少なくとも30分間ほど木材の芯の部分が56℃に達する状態を維持させることを義務づけていますが、ダンボールを利用した場合にはこのような手間が一切かかりませんし、重さも木製のものより軽いために輸送費の節約にもなります。
またダンボールの厚さには、約1.5mmの"E段"、約3mmの"B段"、約.5mmの"A段"、約8mmの"W段"があり、材質は"C5"、"K5" 、"C6"、 "K6"、"K7"とバージンパルプの含有率が徐々に高くなって強度が高くなっていきます。
そしてこれらを組み合わせて厚さと強度が示されるようになっていますが、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどといった大型家電製品などの梱包に用いられるダンボールには、"K7A(K7のA段)"や"K7W(K7のW段)"といった厚くて材質も非常に丈夫なものが用いられています。
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